水の特徴

水の豆知識

こんにちは!ざわちんです!

鯉のぼりの時期ですね~!我が家も先日、悪戦苦闘しながらも揚げました!!(支柱、めっちゃ重い)

さて今回は、【水の特徴】についてご紹介します。みなさん、一度は耳にしたことがあると思いますが、水には

【軟水】【硬水】

があります。この違いは何なのでしょうか?

【軟水】【硬水】の違いとは

軟水・硬水と分けられるのは、水の硬度の違いで、硬度とは、水に含まれるカルシウムマグネシウムの量を数値化したものです。

硬度を求める計算式は以下のようになっています。(日本はアメリカ式を採用しているそうです)

 

硬度(㎎/L)=カルシウム量(㎎/L)×2.5+マグネシウム量(㎎/L)×4.1

 

例えば、水1L中にカルシウム30㎎、マグネシウム10㎎が含まれている場合、

30×2.5+10×4.1=116 なので、硬度は116となります。

そして、その基準は国や地域によってバラバラで、日本の基準とWHO(世界保健機関)の基準にも差があるそうです。

日本では

硬度100以下 軟水
硬度101以上 硬水

 

の2つに分けていますが、WHOでは

硬度60未満 軟水
60以上120未満 中程度の硬水
120以上180未満 硬水
180以上 非常な硬水

と細かく4つに分けているそうです。

 

軟水の特徴

軟水の特徴には以下のことがあります。

【まろやかで、口当たりがよく、飲みやすい】

匂いや味もクセがないため、美味しく感じる人が多いようです。

【赤ちゃんのミルク作りや離乳食に最適】

胃腸の機能がまだ未発達の赤ちゃんは、ミネラル成分が負担になってしまいます。赤ちゃんのミルク作りや離乳食には、ミネラル成分の少ない軟水が適しているそうです。

【洗剤の泡立ちが良い】

洗剤の量が少なくても、汚れが落ちやすいと言われています。また、水アカの原因ともなる石鹸カスも、軟水はできにくいので生活水には軟水がおすすめです。洗濯の場合も、汚れが落ちやすく手荒れもしにくいと言われています。

【日本の水のほとんどは軟水】

日本の地層は、ミネラル成分の少ない火成岩が中心で、険しい山が多く、河川の傾斜も急なものが多くあります。源流から海の距離が外国に比べ短い為、あまりミネラル分を吸収することないので日本の水はほとんどが軟水なのです。

硬水の特徴

一方、硬水の特徴は以下の通りです。

【カルシウム・マグネシウムを豊富に含む】

ミネラルが不足しがちな日本人にとってミネラルを補給することができます。特にカルシウムマグネシウムは現代の日本人は不足していると言われています。硬水を飲むことで、手軽にカルシウム・マグネシウムを補給することができます。人によっては苦みや独特な風味を感じる場合もあるそうです。

【胃腸に負担をかける事がある】

硬水に豊富に含まれているマグネシウムですが、実はマグネシウムは下剤にも使用されている成分で、過度の飲用は体の負担になり、お腹を下す場合もあるそうです。

軟水で美味しくなる物

■和食(白米・出汁・煮物)

軟水には米や野菜を柔らかくする作用があり、美味しくなるそうです。米を研ぐ時から軟水を使うことで、たっぷりと水分を吸収し、ふっくら粘り気のあるご飯が炊く上がりますよ!

また、出汁を取ったり、うま味を引き出したい料理には軟水がおすすめです。

■緑茶

軟水は、しっかりと緑茶のうま味成分を引き出すことができます。硬度が高い水だと、お茶のうま味が抑えられてしまうため、日本茶には軟水が適しています。しかし、硬度が低すぎても(10以下)苦渋味を強く感じてしまうそうなので、硬度50~80くらいの水が適していると言えます。

硬水で美味しくなる物

■煮込み料理

硬水には硬い肉を柔らかくし、臭みを取る効果があります。硬水に含まれるカルシウムが肉を硬くする成分(たんぱく質)と結びつき、アク(灰汁)となって外へ出してくれます。このため、臭みのない柔らかい仕上がりになります!

また、カルシウムは煮崩れを防いでくれるので、硬水はカレーや野菜スープなどにも最適です。

■パエリア・チャーハン

カルシウムの食物繊維を硬くする効果により、粘り気が無くパラっとした仕上がりになります。パエリアやピラフ、チャーハンなどに使うご飯は、硬水で炊くと良いでしょう。

■パスタ

硬水に含まれるミネラル成分が、パスタに含まれるでんぷんと結合して硬くなる為、コシのあるアルデンテに仕上がります!

ちなみにコーヒーを軟水・硬水で作ると違いがでるのでしょうか?

軟水→酸味が引き立ちマイルドになる

硬水→苦味がつよくなる

このように使用する水によって味わいが変化するのです!好みやその日の気分なんかでも使い分けると、よりコーヒーが美味しくいただけますね!!

軟水も硬水も、それぞれの特徴を生かしながら、料理によって使い分けするといいんですね!

さて!皆さん水には酸性中性アルカリ性があるのはご存知ですか?ここからはPH(酸性・中性・アルカリ性)についてご説明していきたいと思います!

PH(酸性・中性・アルカリ性)とは?

まず、酸性中性アルカリ性というのは水溶液(物質を水に溶かした液)の性質の名前になります。

酢やレモンのように酸っぱい味のものは酸性、灰汁(あく)のように苦味のするものはアルカリ性、酸性とアルカリ性のちょうど中間にあたるのが中性になります。また、酸性やアルカリ性には強い・弱いといった度合い(強さ)があります。この酸性・アルカリ性の度合いを表すのにPH(ピーエッチ又はペーハー)と呼ばれる数値を使います。PHは酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛をつけ、酸・アルカリの度合いをその目盛の数字で表すもので、PH7を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性としています。PH7(中性)よりも値が小さければ小さいほど酸性の性質が強く、逆に値が大きければ大きいほどアルカリ性の性質が強いことになります。

 

0~2.9 酸性
3.0~5.9 弱酸性
6.0~8.0 中性
8.1~11.0 弱アルカリ性
11.1~ アルカリ性

 

 

 

ここで、私たちの身近にあるもののPHをご紹介しちゃいます!

PH1~2

胃液、トイレ用洗剤、青インク

PH2~3

レモン、食酢、コーラ、梅干し

PH3~4

ワイン、栄養ドリンク、スポーツ飲料、グレープフルーツ、リンゴ、みかん、ソース

PH4~5

ビール、しょうゆ、炭酸水、果汁ジュース

PH5~6

すいか、お茶、雨、トマト、コーヒー、肉、焼酎、ウイスキー、米、パン、汗

PH6~7

野菜(玉ねぎ・人参・大根・きゅうり・キャベツ)、魚、牛乳、水道水

PH7~8

唾液、血液、豆乳

PH8~9

涙、海水

PH9~10

石鹸水、虫刺され薬

PH10~11

わかめ、ひじき、ほうれん草

PH12

こんにゃく、パイプ洗浄剤、灰(線香)

こうして見ると、日常でよく口にするもののほとんどが中性~酸性寄りということがわかりますね~!意識してアルカリ性の食べ物を摂らないといけませんね。

いかがでしたか?今回は文章でご紹介しましたが、今後、実際に実験して検証などしていけたら・・と思っていますので乞うご期待!

マスターオブウォーターへの道はまだまだ続くのであ~る・・(´ω`)

 

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